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2016.09.27

熊本地震166日目|日本式

アジアで温泉ブームらしい。

日本の温泉と日本の接客を合わせたスーパー銭湯がアジア各国で大にぎわい。

 

youtubeで紹介ビデオを見たが、まさに健康ランド創世期の昭和50年代の集客数。

健康ランドで1日3500人なんて、東京ドームのスパラクーアでもない(じゃないか?)。常磐ハワイアンセンターはそれ以上くるかもしれんが、あれは、健康ランドと言える施設じゃなくてレジャー施設。

 

「日本式の接客・清掃を」と張り切ってやっているけど、あまりにも立派すぎて、本家の日本としては恥ずかしい位。

ここまで立派に接客・清掃しているお店ってあるだろうか? テレビ向けに必要以上に立派にやっていたのかもしれないが、それでも素晴らしいですね。

日本は接客と清掃は素晴らしいというところで、安心していると、すぐに何も知らない純粋なアジア諸国のスーパー銭湯スタッフに接客レベルで追い越される。

 

これって戦後、諸外国に追いつけ追い越せでやってきた日本人が素晴らしすぎる電子機器を作って見せて、本家であったはずの諸外国のテレビ産業や車産業などを駆逐してきたのと変わらない構図のように思える。

 

「アジア人経営の方が、接客・清掃ともにいいよ。だってアジアから連れてきたスタッフが一生懸命働くもん」

そんな未来も大いにある。スポーツ選手がちびっこ大会に呼ばれて、「元気をもらった。勇気をもらった」とよく言うけど、自分の原点に戻ることができたってことかもしれない。

 

このyoutubeは何かを考えさせられる。