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湯らっくすの西生さんとはかれこれ20年以上の付き合いになります。
当時、私はコンサルティング会社で働いていて、西生さんから連絡をいただき湯らっくすでお会いしたのが最初でした。

「おもしろい人だなあ」というのが第一印象。

私も相当変わり者ですが、西生さんは波長が合う人だと確信しました。
西生さんも私のことを気に入ってくれたようで、湯らっくすの顧問をすることになりました。
これが私たちの最初の出会いです。

数年後、私はコンサルティング会社を退職することとなり、そのコンサルティング会社の指示で、数十社あったクライアントのすべてを部下に引き継ぐように言われ、やむなく湯らっくすの顧問を辞することになりました。
西生さんも湯らっくすから離れ福岡で別事業をやられることになります。

その後、10年程経過し、西生さんが湯らっくすに戻られたことを知り、久しぶりにお会いしました。
その際、再びコンサルティングのご依頼をいただき、現在に至ります。

この度、西生さんから湯らっくすで、コンサルティング部門を立ち上げるので、手伝ってほしいと言われました。 もちろん、二つ返事でお受けすることにしました。 西生さんは私のクライアントの中で一番長い付き合いですし、温浴業界を盛り上げる同志のような存在だと思っていますので、一緒に仕事ができることは楽しみでしかありません。

さて、ここからは湯らっくすコンサルティング部門が実際にコンサルティングする上での考え方についてお話をしたいと思います。

まずコンサルタントとは何かというと、クライアントの思いを実現できるようにサポートする存在だと思っています。
時には話し相手、時にはアドバイザー、時には理解者、時には水先案内人、時にはコーチ、時にはファン、時にはエンドユーザーとして、その時々で、いろいろな接し方ができる存在がコンサルタントではないかと考えています。
コンサルタントを嫌う方もいますが、オリンピックで金メダルを獲るような一流のアスリートですら、必ずコーチがいます。
ですので、コンサルタントを選ぶ基準は思いの実現（目標）に向け一緒に歩んでいくことができる人です。

オリンピックではなく、実際にビジネス上のコンサルタントとしての役割はクライアントの思いの実現に向け、まずはきちんと売上が上がり、利益が出るようにアドバイスすることです。
温浴事業は１年や２年で終わるものではなく、10年、20年と、長きに亘り経営し続けることとなります。

温浴事業の投資額は数千万円から数十億円まで様々ですが、莫大な金額がかかる事業です。
ここ数年、奇をてらった施設やデザイン的に洗練された施設がマスコミやSNSではウケが良いのですが、実際には経営が苦しく、2、3年後には閉店や売却するなど、経営が成り立たなくなる施設も存在します。
最も重要なことはきちんと利益が出て、経営が成り立ち事業が継続できることなのです。

最近、新規開業する施設の多くが、一度行ったら「ここはもういいね、二度目はないね」と言われる施設が増えているように思います。
これを読まれている皆さまも、初めて行った施設で、そのような判断をした経験があるのではないでしょうか？
ちなみに初めての施設に行った際に私が考えることはこの施設を今以上に繁盛させるにはどうするか？ですが。
東京など人口が多い地域以外は一度きりのお客様だけではすぐに限界がきます。
一度ご来店いただいたお客様が定期的に再来店していただくことができれば売上・利益は増大していきます。
お客様が再来店してくださる施設になれるかどうかが重要となります。

ここで、私が20数年にわたり蓄積してきた繁盛施設づくりのノウハウの一部をお伝えします。

再生する上で、最初にやることはその施設の長所を見つけることです。
売上、利益が右肩下がりの施設、赤字の施設でも、必ず、長所があります。
例えば売上が落ち続けているレストラン部門でも1品1品よく調べていくと、出数が減っていないメニューがあったりします。

そこには必ず再生に向けたヒントがあります。
まずは再生へのきっかけとなる長所を施設のソフトとハードの両面から、そしてそこで働いているスタッフたちから、さらにはその地域から、あらゆる角度から総合的に見つけること、そこからスタートします。
これは言うのは簡単ですが、実際には簡単なことではありません。
ですから、全力で見つけます。

ところで、温浴業は装置産業と言われますが、ハードだけで成功し続けている施設を私は知りません。
逆にソフト力を強化することで、業績を回復した事例を私は多数知っています。
その際にそこまでの資金がない施設の場合、まずすべきはソフト力の強化となります。

ソフトを強化することで、変化を起こし、状況を好転させ、徐々に貯えた資金で、タイミングをみて、ハード投資をします。
この場で語るにはあまりにも長くなりますので、ソフト力をアップさせるコンサルティング手法に関しては割愛させていただきますが、コンサルティングを行う際にソフトとハード、それらに対して強く意識していることをお伝えします。

それは初回来店動機と二次来店動機です。

初回来店動機とはまだその施設に来たことがないお客様が「一度は行ってみよう！」と思っていただけるような来店動機のことです。

二次来店動機とは一度来店されたお客様が、その施設を気に入ってくださり、また来てくださるような来店動機です。
例えば居心地の良さであったり、楽しい雰囲気であったり、お客様自身がお好きな何かがあったり、清潔感であったり、スタッフの接遇であったり、料理の美味しさであったりします。
初回来店動機も二次来店動機も、ソフトとハードの両面から一つ一つ丁寧に作りこんでいく必要がありますが、特に二次来店動機にはその施設で働くスタッフの皆さんの関わり方が重要となります。
スタッフ一人一人が、ただお金のために働いている施設と、経営者の思いを理解し働いている施設では施設が醸し出す雰囲気が大きく変わります。

ですので、スタッフに対して通常のスタッフトレーニングだけではなく、経営者の思いを語り続け、理解してもらうための時間を定期的にもつことが重要です。
これは挨拶一つとっても影響がでますし、接客全般、清潔感、料理の味などに大きく影響します。
お客様が施設に対して居心地の良さなど、目には見えないものを感じるのはこういうことです。

さて、話を戻しますが、初回来店動機と二次来店動機の作りこみの際に盛り込むべき2つのポイントがあります。

◎お客様が今求めているもの・こと
◎お客様が将来求めるであろうもの・こと

初回来店動機と二次来店動機にこれらのポイントを盛り込むことで、成功確率を大きく高めることができます。
これらを施設が存在する地域で一番のレベル、その県で一番のレベル、日本で一番のレベルに仕上げていくことができるかどうかです。
重要なことは奇をてらったものやデザイン性だけのものは単に施設側の自己満足でしかなく、お客様の琴線に触れることはなく、お客様を置いてきぼりにすることになりますので、事業として成功する確率は相当低くなります。

私の顧問先には全国的な有名施設が多数存在しますが、成功要因を具現化していることがその一因ではないかと認識しています。

湯らっくすでいえば、171センチの日本一深い水風呂であったり、飲食やイベントなどがそうです。
ちなみに当初は大谷君よりも深い2ｍの水風呂をつくりたいと思ったのですが、工事関係の方々からそこまではできないと言われたため、171センチでということになりました。なぜ170センチではなく、171センチにしてもらったかというと、当時の男性の平均身長がそのくらいだったので、そうしました。

170センチではなく、あえて171センチとした理由はお客様がそこに違和感を覚え、この数字はなんだろう？なぜ最後が「0」ではないのかな？と思っていただけると思ったからです。
170センチだと、ただの深い水風呂で終わっていたのではないかと思います。

これは重要なことで、ここにも成功の一因があります。
湯らっくすの料理は美味しいと評判ですが、当初は冷凍食品をやめることから始めました。
実は飲食改革は再来店のお客様を増やし続けるためには避けては通れない重要ポイントとなります。
ハードは一度造ると変えるのは大変ですが、飲食は季節ごと、月ごと、週ごと、日ごとにお客様に変化をすぐに感じていただけます。

サウナに入った後、副交感神経が働いている状況で美味しい料理を提供できれば必ず記憶にも残ります。
人はサウナに入らなくても生き続けることは可能ですが、食べなくては生き続けることはできません。

さて、ここまで長い文章を読んでいただきましたが、最後にお伝えしたいことがあります。
上手くいっていない施設を再生するにはやらなければならないことが山ほどありますが、施設の多くは今やるべきポイントが間違っていたり、優先順位が違っていたりすることが多いです。 水先案内人がいないからゴールに辿り着けなかったり、辿り着くまでにより多くの時間がかかったりすることとなります。

この度、湯らっくすコンサルティング部門では「西の聖地と呼ばれる最強温浴施設 × 温浴業界最強コンサルタント」の強力タッグにより、お困りの温浴施設の再生支援をしていくことになりましたが、お困りの方にとってはこれ以上ないチャンスとなります。

今まで上手くいかなかったとしても、それは施設や経営者にポテンシャルがなかったわけではありません。
的確なアドバイスをしてくれるコンサルタントとの出会いがたまたま今まで無かったというだけです。
ただ単にそれでけの話です。

それでは全国でお困りの皆さまからのご連絡をお待ちしております。

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私が社長として就任してから4ヶ月後、熊本大地震が湯らっくすを直撃しました。
店舗内が崩壊して営業も出来ずにいました。まさに人生のターニングポイントでした。一世一代の大勝負ができるかもしれないとの予感を察知し、かえって吹っ切れて事業に邁進することができました。

まず最初に手をつけたのがレストランです。

お金をかけずにわかりやすく売上を上げるには飲食類の刷新しかないとまず料理に手を入れました。調理師が嫌がるのは分かっていましたが、料理にはいささか自信がありましたし地震の直後という事でみんなまとまって事に当たろうという雰囲気がありました。

難しいことをした訳ではありません。名物料理を作ることと冷凍食品から手仕込みの料理へと変えていっただけです。それだけでレストランの売上はぐんぐん伸びていきました。半年で100万円ずつ売上アップしていった感じです。今はレストランは月商で1千万円を超える優等生へと変貌いたしました。
改装費も何もいらない飲食のリニューアルは真っ先に検討すべき事項です。

それと同時にお風呂場にも手を加えていきました。それまであちらこちらに貼られていた〜禁止の張り紙。全て剥がしてその文面を眺めている時に気づきました。
やってはいけないと言われている事をやったらどうなるんだろう？
そもそもなぜそれを禁止しているのか？何をどうすれば禁止せずに済むのか？
そう考えているうちに、水風呂に潜ってはいけないという禁止事項に辿り着きました。その禁止事項をもとに造ったのが湯らっくすを全国区にした水深171cmの水風呂madmaxです。

お客さんに喜んでもらうには何が必要でしょうか？
高級、一流、有名・・・必要ありません。必要なのはそこの場所や今の気分（時代）をカタチにして見せることです。切り口が全てです。改装より前に切り口は見つけられます。

そんな感じでやっていくとどんどん売上も上がっていきます。
元々幽霊船のような店に1日40万円も使ってくれるお客たちがいらっしゃった。地元のパワーです。より詳しくなぜ湯らっくすに来ているのか知りたくて、その方々の声を聞いてみました。
アンケートです。

最初の立ち上げの時は誰もアンケートなどに答えてくれません。実績と信憑性がないからです。どうせ変わらない。その相手の思いを変えてみせた時、何が起こるでしょうか？
アンケートもお金はかかりません。故障を発見してくれて、スタッフを褒めてくれて、店のいいところを見つけてくれて、手を抜いた料理やいい加減なトイレ掃除をきちんと報告してくれる。全部タダです。そしてそのアンケートでのやりとりが価格の主導権を持つお店の布石となっていくのです。

簡単にリアルな再建の時の話をしました。大変でしたが実はその大変なのが生きてる実感を感じ楽しかったです。
情熱とは精神論でありますでしょうか？
否です。結局ここでやってきたのは担当者や客への説得です。足りないのはお金ではなく説得です。
再建とは説得なんです。説得する側に情熱がなければ誰も行きたい場所へ一緒に行ってくれません。説得するために必要なツールを一緒に見つけ作成するお手伝いができます。

性格・体格・性別が違うように決まったフォーマットはありません。レストラン売上40倍増、全体の売り上げは3倍増。年商2億が7年で年商6億になりました。
地方ロードサイドにあるなんの変哲もない設立30年目のオンボロ施設です。同じような境遇の施設はたくさんあるはずです。悩みは一緒で私も通った道です。私のこの経験は必ず貴社のお役に立てると確信しております。

コンサルタントは日本で一番有名なサウナコンサルタント、サウナ王こと太田広が務めます。私と一緒に湯らっくす再建に邁進した同志です。
彼は20数年に及ぶサウナ専門コンサルタントの実績があります。彼の元には私への10倍以上の問い合わせが来ます。一人では捌けないほどの量です。
私どもがサウナ王の兵站として皆様のご相談を受付いたします。そしてサウナ王と一緒に再建に関わる手順や浴場設計などお手伝いさせていただきます。

担当から1営業日内に連絡させていただきます。
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1. 1. 初回オンライン打ち合わせ（無料）

   コンサルティングを希望される方に、30−60分程度のオンライン（Zoom）打ち合わせをさせていただき、現状の課題や支援を希望される内容をヒアリングします。

2. 2. 現地訪問：1万円

   施設を実際に訪問させていただき、コンサルタントの太田が気になった点をすべてお伝えします。
   レポートの提出などは行いませんが、改善のヒントやアドバイスを数時間お伝えします。
   1万円（税抜）＋旅費交通費の実費が必要です。

3. 3. コンサルティング開始

   現地ご訪問後、ご希望のお客様にはコンサルティングのご提案をさせていただきます。
   そのご提案内容にご納得いただけるようでしたら具体的にコンサルティングを開始させていただきます。
   コンサルティング費用は、ご提案内容や施設規模、業態、ソフト面/ハード面の改善ボリューム、担当コンサルタントの稼働時間等によって異なります。

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ボランティアではありませんので、コンサルティング料金が発生します。

まずは初回に限り1万円（税別）のお試しコンサルティングから始めさせていただきます。

成功するかどうかは誰をバスに乗せるかで決まります。
皆さんの繁盛施設づくり、成功へむけ、是非、我々をバスにお乗せください！

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