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2017.11.06

11月12日(男性)・19日(女性)源泉かけ流しDAY開催!

冬場に近づき、だいぶん湯けむりが立ってきました。1月・2月は天然温泉湯けむりが幻想的なまでに立ち上ることでしょう。

来週と再来週「源泉かけ流し」を開催します。

  • 11月12日(日)10:00~23:59|男性内風呂にて開催
  • 11月19日(日)10:00~23:59|女性内風呂にて開催

*男性と女性では日程が違います。ご注意を

 

 

先日、男性内風呂の濾過配管が故障しました。

「濾過機が使えないなら、営業できない・・・」

「源泉掛け流しなら、営業できるけど、やったことないから、どうなるか分からない」

また間が悪い事に土曜日。次の日は日曜日!お客様がたくさん来る日です。

そんなやりとりが続き、営業ストップする位なら、「源泉かけ流し」で営業してみようとなりました。

湯があっという間に冷めないか? お湯は足りるのか? 見た目が茶色でお客様が怒りはしないか?

考えている間に日曜日の朝。内湯に張ったお湯は見事に土色でした。

お湯が冷めないように、バイブラバス、ブロアーバスを止め、頻繁に温度を測りに行き、お湯の量を調整しながら手作業で温泉の管理をいたしました。

リニューアル以降、サウナを前面に出し、温泉はいつの間にやら脇役に追いやってしまっていました。

しかし湯らっくすの源泉は、41.4度で湧いて来るカルシウム・ナトリウム塩化物温泉です。湯冷めしにくく、切り傷などに効果があると言われております。湧泉量も豊富なので、100%温泉で、全てのお湯をまかなっております。

思い返すとなかなかのハイスペック。温泉大国熊本ならではでしょう。舐めるとちょっとしょっぱい温泉です。

日曜日。そんな我々の心配をよそに、お客様がいつもより内風呂でまったり過ごしているじゃないですか。

内湯に浸かっているお客様の数は、普段の3倍くらい。人多すぎる位でした。

正直、驚きました。苦肉の策で出した「源泉かけ流し」でしたが、お客様が求めているのは、「本物」。

通常の湯らっくすの温泉は加湯なしの100%天然温泉ですが、濾過しております。茶色になる要素の鉄分・マンガン分を取り除いてクリアーな色になるようにしてお湯を供給しています。見た目の問題と掃除の問題で、取り除いています。悪い成分ではありません。

源泉そのままでは商品にならない・・そういう思い込みがありました。スーパーでも、ひん曲がったキュウリは二束三文で売られています。きちんと矯正されたまっすぐなキュウリのみ取り扱っております。そうでないと失礼だと思っていました。

思い込み、勉強不足が邪魔して、「源泉」という宝物を今まで放置しておりました。災い転じて福となすではありませんが、今回の件で、「源泉」の偉大さに気づかされました。

問題はあります。加湯(温度調整の為の水)設備はありませんので、上手に温度管理しないと、あっという間に温泉タンクが空になってしまうのと、熱すぎて入れなくなってしまうという問題があります。

ただ、たまにはね、楽しんでください。