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2018.08.27

8/27(月)いたずらによる男性メディテーションサウナ中止の件

  • 8/27日(月)男性メディテーションサウナ故障の為、終日閉鎖。
  • 8/28日(火)男性メディテーションサウナ午前中復旧予定。

 

3日ほど前、男性メディテーションサウナの警報機が鳴り、確認した所、ヒーターエレメントが破損しておりました。

すぐに現場を見に行くと、サウナ内は、水浸しになっており、バケツごとヒーターに水を掛けてあった跡がございました。

週末でしたので、どうにか生きているエレメントだけで運営しておりましたが、本日全部取り替えすることにいたしました。

大変残念ですが、仕方ありません。こういう事態が数ヶ月おきに発生します。前回は塩サウナの塩が大量にストーンの上に撒かれて故障してしまいました。

「注意書きしてないから」と横車を押して来られる方も中にはいらっしゃいますが、そういう問題ではありません。

最近はサウナ目当てで来られる方も多く、アナウンスが必要と思いました。残りのアウフグースサウナと塩サウナは通常通り営業しております。また女性サウナも通常通り営業しております。

熊本をサウナ天国に!という意気込みで作ったお客様自らの水かけサウナ(ロウリュウサウナ)ですが、こうも頻発にあると心も折れそうです。多少は覚悟していたんですが。このサウナができて2年目。2年間で、男性メディテーションサウナで、バケツごとの水かけのいたずらで間違いない故障はこれが5回目です。エレメントの入れ替えまでせずに済んだ回数を入れると、もっとです。

今まではやられても、お客さん達のサウナ知識が育つまでの必要経費と思い、多数のマナーを守ってくれるお客さんには関係ないと、公表しませんでした。そろそろいたずらもなくなるだろうと楽観していたのもよくなかったのでしょう。

公表して収まるものか分かりませんが、広く訴えたいことがあります。

作業手順として、サウナストーンを自然冷却させ、サウナ室内で150キロのストーンを一個一個取り出し、掃除して、ヒーターエレメントを新しいのに取り替え、150キロのストーンをエレメントを傷つけないように一個一個丁寧に入れ直し、運転確認をし、ストーンを暖めて、サウナ室が暖まってから営業再開です。

ヒーターが作動していなくても、ドアを開けっ放しにして作業しても断熱のしてあるサウナ室内です。40度以上の暑さと普段より高い湿度の中、スタッフは数人がかりで、数時間に渡り作業することになります。砂漠の中で150キロの石を普段とは違う体勢で腰を屈めながらの長時間に渡る作業と考えてください。

こういう事態が続くと、誰も湯らっくすで働いてくれる人がいなくなります。

ノリでバケツごとみんなでやっちゃったという理由かも知れません。それは分からない。でも、そこまで想像していただくと嬉しい。

お客様というのを免罪符にして、何をやっても許されるというのは違うという事を理解していただきたい。

どうぞ、一緒にこのメディテーションサウナを育てて行きましょう。そして、いたずらをした人たちにこの文章が届く事を望んでいます。

一方で、メディテーションサウナを理解してくださる、愛してくださる方々も増えております。

綺麗に保たれたサウナ室。バケツの水がなくなったら、その近くにいる人が、さりげなく外に水を汲みに行く。「水を掛けますね」という合図と共に適量の水をストーブに掛ける。ジュワーという音と共にみんなで気持ちよく汗をかく。

よくない方ばかりに目を向けている訳ではありません。湯らっくすのお客様のサウナ・リテラシーはどんどん向上しています。運営側としても、そんなお客さんが増えて来て、やりがいを感じています。

お客様も運営側も最初は手探りでした。どうやって楽しんでいいんだろうかって。それがわずか2年前。夢を見ていた理想のサウナ室に近づいて来ている。まだまだ道半ば。5年後を想像すると楽しくて仕方ありません。

明日、8/28には、また再開します。ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。

 

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